フランスの俳優ナタリー・ドロンが21日、がんのためにパリで死去したと現地メディアが報じた。79歳。

41年生まれ。60年代前半にパリのディスコで人気俳優アラン・ドロンと出会い、64年に結婚した。67年の映画「サムライ」で夫婦共演。68年の「個人教授」などに出演し、日本で人気となった。

69年にアランと離婚。アランは死去を受け「愛した人が世を去るのは常につらい。ナタリーは最初の妻で唯一のドロン夫人だった」とコメントした。(共同)