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リメイク版『ドラゴンクエストIII』が制作決定!『オクトパストラベラー』などに使われた“HD-2D技術”を使い、ドット絵ベースで美しく蘇る - インサイド


スクウェア・エニックスは、HD-2Dリメイク版『ドラゴンクエストIII』の制作開始を発表しました。

本日5月27日でシリーズ35周年を迎えた、国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズ。そのシリーズ3作品目にあたる『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は1988年に発売を迎え、社会現象となるほど爆発的なヒットを生みました。

その反響は非常に大きく、発売日は平日にも関わらず全国の販売店で長蛇の列が形成されるほど。ダウンロード版が存在しない当時、人気ゲームタイトルの入手は「売り切れ」との戦いであり、一部では学校を無断欠席する児童が出てくることも問題となりました。その影響もあり、次回作『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』以降のナンバリングタイトルの多くは、その発売日が休日に設定されているというエピソードもあります。


今回用いる「HD-2D」とは、ドット絵をベースとした背景に3D的な効果を加えることで、独特の立体感や空気感を演出する手法です。同社の『オクトパストラベラー』などにも使用。プロデューサーは、これまで『オクトパストラベラー』や『バリアスデイライフ』などに携わってきた早坂将昭氏が担当します。


『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は1988年に発売されたファミコン版以降、スーパーファミコン、ゲームボーイカラー、携帯電話アプリ、Wii、スマートフォン、プレイステーション4、ニンテンドー3DS、ニンテンドースイッチと、各時代に合わせて何度も移植され続けてきました。

それほどまで愛され続ける名作が、新たな姿で登場。家庭用ゲーム機向けに全世界で発売予定です。なお、堀井雄二氏は「『ドラゴンクエストIII』に続き、『ドラゴンクエストI・II』でもHD-2Dリメイク版を制作したい」としています。

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